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住居・不動産

ハノイ・ホーチミンの住居選び——日本人駐在員が集まるエリアと家賃相場

ベトナムの住居選びを解説。ハノイ(Tay Ho / 西湖)とホーチミン(District 2 / District 7)の日本人エリアの家賃相場、サービスアパートメント・コンドミニアム・ヴィラの比較から賃貸プロセスまで。

2026-04-05
住居家賃ハノイホーチミンTay HoDistrict 2Phu My Hung

この記事の日本円換算は、1USD≒155円で計算しています(2026年4月時点)。ベトナムは USD建て取引が実用的なため、USD基準で記載しています。ベトナムドン(VND)は 1USD≒25,000VND 前後を目安にしてください。

ベトナムで「日本人が住む場所」を聞けば、だいたい2つのエリアが出てくる。

ハノイならTay Ho(タイホー / 西湖)、ホーチミンならDistrict 2(Thao Dien) か **District 7(Phu My Hung)**だ。

どちらも日本語が通じる飲食店・スーパー・クリニックが集まっており、赴任したての頃でも生活しやすい。家賃はローカルエリアより高いが、サービスアパートメントやコンドミニアムのセキュリティ・設備が充実しており、単身・ファミリー問わず選ばれ続けている。


ハノイ——Tay Ho(西湖)エリア

ハノイの日本人コミュニティはTay Ho(西湖)エリアに集中している。西湖沿いには日本食レストラン・居酒屋・日系スーパー・日本語対応クリニックが揃い、「ハノイの中で最も日本人が多い街区」と言っても過言ではない。

物件タイプ家賃目安/月
サービスアパートメント(1BR)USD 600〜1,200
コンドミニアム(1BR)USD 500〜1,000
コンドミニアム(2BR)USD 800〜1,500
一軒家(ヴィラ・4BR以上)USD 1,500〜4,000

Tay Hoの中でもQuang Ba通り沿い・Xuan Dieu通り沿いが日本食の集積が多い。湖沿いの高層コンドミニアム(Pacific Place、Tay Ho Residence等)は眺望が良く、駐在員に人気。

Tay Ho以外のハノイエリア

  • Ba Dinh(バーディン): ハノイ市中心部。政府機関・大使館が集まる。
  • Cau Giay(カウザイ): IT企業が多い西側エリア。若い現地採用に選ばれる。

ホーチミン——District 2(Thao Dien)

ホーチミンの日本人が最も多く住んでいるエリアがDistrict 2(クアン 2 / Thao Dien)。ドンナイ川の対岸にあり、市内中心部(District 1)から車・タクシーで15〜30分。

高級コンドミニアムが多く、インターナショナルスクール・日系スーパー・日本語対応クリニックも充実している。

物件タイプ家賃目安/月
サービスアパートメント(1BR)USD 700〜1,500
コンドミニアム(1BR)USD 600〜1,200
コンドミニアム(2BR)USD 1,000〜2,000
ヴィラ(3〜4BR)USD 2,000〜5,000

ホーチミン——District 7(Phu My Hung)

韓国人・日本人が多い**Phu My Hung(フーミーフン)**は、District 7に計画的に開発されたニュータウン。道が広く緑が多い。インターナショナルスクール(ISHCMC、SaiGon South等)が集まっており、子どものいるファミリー駐在員に人気。

物件タイプ家賃目安/月
コンドミニアム(2BR)USD 800〜1,500
コンドミニアム(3BR)USD 1,200〜2,500
タウンハウス・ヴィラUSD 2,000〜6,000

District 1から車で20〜40分(渋滞時は1時間以上になることも)。在宅勤務・車通勤が前提のライフスタイルに向いている。


物件タイプの比較

タイプ特徴向いている人
サービスアパートメント家具・家電・清掃・フロントサービス付き。ホテルに近い着任直後・単身・短期
コンドミニアム家具付き〜家具なし。長期住みやすい長期滞在・ファミリー
一軒家(ヴィラ・タウンハウス)広い・庭あり・プール付きも。管理は自分で大家族・長期

着任直後は家具付きのサービスアパートメントで仮住まいし、生活に慣れてからコンドミニアムに移るケースも多い。


賃貸プロセスの流れ

1. 物件探し

主な日本語・英語対応の不動産ポータル・エージェント:

  • PropertyGuru Vietnam(英語)
  • Expatriate.com.vn
  • 現地の日系不動産エージェント(ハノイ・ホーチミン双方に複数社あり)

2. 内見・交渉

物件の下見は現地エージェント経由が一般的。交渉次第で家賃を1〜2ヶ月分ディスカウントできるケースもある。

3. 賃貸契約書の確認

契約書は英語(または英越併記)で作成されることが多い。確認すべきポイント:

  • 家賃の通貨(VND か USD か)
  • 更新時の家賃改定条件
  • 中途解約(Early Termination)条項
  • 修繕・原状回復の条件

不明点は日系不動産エージェントを通じて確認するか、日本語対応の弁護士に相談するのが安心。

4. デポジット・前払い

一般的にデポジット(敷金相当)として1〜2ヶ月分の家賃を前払いする。デポジットの返還条件は契約書に明記されているか確認を。


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