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住居・不動産

オーストラリアの住居選び——シドニー・メルボルン・ブリスベンのエリア別家賃と賃貸の流れ

オーストラリアで家を借りるときのエリア選び・賃貸プロセス・Bondの仕組みを解説。シドニー・メルボルン・ブリスベンの日本人エリア別家賃相場と、Domain・realestate.com.auの使い方まで。

2026-04-05
住居家賃シドニーメルボルンブリスベン賃貸Bond

この記事の日本円換算は、1AUD≒97円で計算しています(2026年4月時点)。為替は変動するので、現地通貨(AUD)の金額を基準にしてください。

シドニーの家賃は、東京よりも高い。これは多くの渡豪者が最初に直面する現実だ。

ただ、エリアと物件タイプを選べばコストを抑えることはできる。Chatswoodは日本人が多い住みやすいエリアだが、CBDから離れたStrathhfieldやEppingはさらに家賃を抑えやすい。メルボルンやブリスベンはシドニーより総じて安く、特にブリスベンは近年注目度が上がっている。


シドニーのエリア別家賃(目安)

シドニーは南半球最大の都市。家賃相場は高いが、日本人コミュニティが充実しているエリアが複数ある。

エリア特徴1LDK目安/月2LDK目安/月
CBD(シティ)通勤至便・家賃は最高値AUD 3,000〜4,500AUD 4,500〜7,000
Chatswood日本語が通じる店が多い・日系スーパーありAUD 2,500〜3,500AUD 3,500〜5,000
Strathfield韓国・日本コミュニティ。CBDまで電車20分AUD 2,000〜3,000AUD 3,000〜4,500
Epping / Eastwood家賃がCBDの6〜7割。電車でCBDへ30〜40分AUD 1,800〜2,800AUD 2,800〜4,000
Parramattaウェスタンシドニーの中心。通勤は時間かかるAUD 1,800〜2,500AUD 2,500〜3,500

※ 家賃は2025〜2026年の相場感。物件の状態・階数・築年数で大きく変わる。


メルボルンのエリア別家賃(目安)

メルボルンはシドニーより全体的に家賃が1〜2割低め。日本人コミュニティはGlen Waverly(グレンウェイバリー)周辺に集まっている。

エリア特徴1LDK目安/月2LDK目安/月
CBD中心部。トラムで移動が便利AUD 2,200〜3,500AUD 3,500〜5,500
St Kilda海沿い・おしゃれなエリアAUD 2,000〜3,000AUD 3,000〜4,500
Glen Waverley日本人・アジア系が多い郊外エリア。好学区で家族向きAUD 2,000〜3,000AUD 2,800〜4,500
South Yarra / Prahranおしゃれ・若者向け・CBDに近いAUD 2,000〜3,000AUD 3,000〜4,500

ブリスベンのエリア別家賃(目安)

2032年五輪を控えて急成長中。3都市の中では最も家賃が抑えられ、近年移住者が増えている。

エリア特徴1LDK目安/月2LDK目安/月
CBDビジネス中心。シドニーよりかなり安いAUD 1,800〜2,800AUD 2,800〜4,000
South Bank文化施設・飲食店が充実。CBDの対岸AUD 2,000〜3,000AUD 3,000〜4,000
New Farm / Teneriffeおしゃれ・川沿い・家族向きAUD 2,200〜3,000AUD 3,000〜4,500

賃貸プロセスの流れ

Step 1: 物件を探す

主要な不動産ポータル:

  • Domain.com.au(エージェント情報が充実)
  • realestate.com.au(物件数最多)
  • Flatmates.com.au(ルームシェア特化)

キーワード検索と地図検索を組み合わせて、勤務地や学校からの通勤時間を確認しながら絞り込む。

Step 2: 内見(Inspection)

内見はオープンインスペクションとプライベートインスペクションの2種類。オープンインスペクションは週に1〜2回、特定の時間帯に誰でも見学できる形式。競争が激しいエリアでは、内見当日に申し込みを出す覚悟が必要。

Step 3: 申し込み(Application)

申し込みに必要な書類:

  • パスポート・ビザ
  • 在職証明書・収入証明(雇用主レターまたはペイスリップ)
  • 銀行残高証明(家賃3〜6ヶ月分の余裕があることを示す)
  • 前住居の賃貸履歴(あれば有利)

複数の候補者が同時に申し込む競争になることが多い。書類を事前に整えておくと審査が通りやすい。

Step 4: Bond(敷金)の支払い

審査が通ったらBondを支払う。金額は家賃の4週分が上限(州法で規定)。Bondは政府機関(NSW: NSW Fair Trading、VIC: RTBA等)が管理し、退去時のトラブル解決に活用される。

Step 5: Condition Report(入居前の状態記録)の確認

入居前にエージェントから「Condition Report」が渡される。物件の現状(傷・汚れ・設備の不具合)を記録した書類で、退去時のBond返還に直結する。

必ず全室を自分で確認し、気になる箇所は追記・写真撮影して、指定期限内(通常3日以内)にエージェントへ返送する。この一手間が退去トラブルの防止になる。


日本人向け不動産エージェントの活用

シドニー・メルボルンには日本語対応の不動産エージェントが複数いる。現地の契約慣行・法律・交渉の仕方をサポートしてもらえるため、特に渡豪直後は心強い。

ただし、エージェントは大家側の代理人として動くことが多いため、自分の条件(予算・期間・入居日)は明確に伝えること。


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