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バンコクの日本人学校・インター校ガイド——6,000人規模の日本人コミュニティを支える教育環境

バンコク在住の日本人家族向けに、バンコク日本人学校・補習校・インターナショナルスクールの選び方・費用・エリア情報を解説。

2026-04-10
タイバンコク日本人学校インターナショナルスクール教育駐在員

この記事の日本円換算は、1THB≒4.3円で計算しています(2026年4月時点)。為替は変動するので、現地通貨(THB)の金額を基準にしてください。

バンコクには東南アジアで最大規模の日本人コミュニティがあります。在留邦人数は約7.2万人(外務省「海外在留邦人数調査統計」2023年10月時点)で、そのうち多くがバンコク都市圏に集中しています。子どもの学校選びの選択肢も、この規模のコミュニティを背景に豊富に整っています。


バンコクの学校選択肢

種類特徴費用感
バンコク日本人学校日本のカリキュラムを継続。帰国を前提とする家庭に月額数万円程度
補習校現地校・インター校と併用。週末のみ月額数千〜1万円程度
インターナショナルスクール英語環境。年間USD 20,000〜35,000程度最も高額
タイ語現地校現地完全適応を選ぶ家庭。費用は最も安い月額数千〜1万円程度

バンコク日本人学校

バンコク日本人学校は小学部・中学部を持ち、バンコクの日系コミュニティの中心的な教育機関です。日本の文部科学省のカリキュラムに準拠しており、帰国後も日本の学校にそのまま転入できます。

スクールバスは市内各所からルートが出ており、シーロム・スクンビット・バンナー・ラマ9世エリアなど主要な日本人居住エリアをカバーしています。

費用の目安

項目金額(THB)
入学金約THB 15,000〜20,000
月額授業料約THB 15,000〜20,000
スクールバス月額THB 5,000〜10,000程度(エリアによる)

※最新情報はバンコク日本人学校の公式サイトでご確認ください。


インターナショナルスクール

バンコクには世界水準のインター校が複数あり、駐在員家族にも人気があります。

主なインター校と学費の目安

学校名系統年間学費(USD)
NIST International SchoolIB(国際バカロレア)USD 25,000〜35,000
International School Bangkok(ISB)米国系USD 25,000〜35,000
Shrewsbury International School英国系USD 25,000〜33,000
Bangkok Patana School英国系USD 22,000〜30,000
Ruamrudee International School米国・IB系USD 20,000〜28,000

※学年・為替により変動します。各校の公式サイトでご確認ください。

シンガポールのインター校と比べると全体的に費用が1〜2割程度安い傾向があります。会社の学費補助の上限次第では手出しがゼロになるケースもあります。


タイ語現地校という選択肢

少数派ですが、タイに長期定住・永住を考えている家庭や、子どもの完全な現地適応を望む家庭が選ぶのがタイ語の現地校です。

費用はインター校の10分の1以下になりますが、授業はタイ語のみ。入学時点でタイ語が話せない場合、最初の数ヶ月は授業についていくのが大変です。タイ語学校のサポートを並行して受けながら徐々に慣れていく家庭が多いようです。

「子どもには日本語も英語も残したい」という場合は、タイ語現地校 + 補習校の組み合わせは負担が大きく、現実的ではないケースがほとんどです。


エリア別・スクールバス事情

バンコクの渋滞は有名で、学校の場所と住居のエリアの組み合わせが通学の快適さに直結します。

居住エリア日本人学校スクールバス近いインター校
スクンビット(BTSアソーク〜オンヌット周辺)運行ありNIST、ISB等
シーロム・サトーン運行ありShrewsbury等
バンナー運行ありBangkok Patana
ラマ9世・ラチャダー運行ありRuamrudee等

スクールバスのルートは毎年変わることがあります。着任前に学校側に「自分が住むエリアからルートがあるか」を確認するのが確実です。

BTSやMRTで通学できる距離感の学校を選べば、渋滞の影響を受けにくくなります。インター校の多くはスクールバスを運行していますが、乗車時間が1時間を超えるようなルートは子どもへの負担を考えると避けた方が無難です。


補習校の活用

バンコクには週末補習校があり、インター校や現地校に通いながら日本語・日本の学習内容を維持することができます。日本への帰国を念頭に置いているが、現在はインター校で英語力をつけさせたい——そういう家庭に利用されています。

週1回の補習で完全にカバーできるわけではないため、家庭での日本語サポートが前提になります。


申込みのタイミング

人気インター校は空き待ちが発生することがあります。赴任が決まった段階で早めに問い合わせるのが基本です。

  • ISB・NIST: ウェイティングリストがある学年あり。1年前の登録が安心
  • 日本人学校: 比較的柔軟に入学できるが、スクールバス席は早めの確認を

入学前チェックリスト

  • 会社の学費補助の上限と対象校を確認する
  • 希望校の空き状況・ウェイティングリストを確認する
  • 住むエリアからのスクールバスルートを確認する
  • 日本語維持の方針(補習校を使うか)を決める
  • 英語力が不足している場合、ESLサポートの有無を確認する

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