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教育・学校

バンコクの日本人学校・子どもの教育ガイド——インター校・補習校・ローカル校を比較

バンコク日本人学校の学費と入学手続き、NIST・ISB・Shrewsburyなどインターナショナルスクールの選び方、日本語補習校の利用方法まで。子育て世代の赴任準備に。

2026-04-05
日本人学校インターナショナルスクール子育て教育費補習校バンコク

この記事の日本円換算は、1THB≒5円で計算しています(2026年4月時点)。為替は変動するので、現地通貨(THB)の金額を基準にしてください。

バンコクへの赴任が決まって、子どもの学校をどうするか——これが最初の大きな判断になる。

日本人学校に入れれば帰国後の学力差が出にくい。でも英語力を伸ばしたいならインター校の方がいい。でも学費が。では補習校と組み合わせると?——と考えていくと、答えはなかなか一つに絞れない。この記事では選択肢を整理し、判断のための情報を揃えた。

バンコク日本人学校——在外日本人学校として大規模

バンコク日本人学校(BJJ: Bangkokjapanese School)は、タイに住む日本人子弟向けの在外教育施設。小学部・中学部があり、日本の学習指導要領に基づいた授業を日本語で行う。

概要

項目内容
設置学部小学部(1〜6年)、中学部(1〜3年)
所在地スクンビットSoi 15(中心部アクセス良)
入学条件日本国籍を持つ子ども(帰国後に日本の学校に戻ることが前提)
入学時期4月(日本の学年暦)/ 転入は随時対応

学費目安

区分月額目安(THB)
小学部30,000〜45,000
中学部35,000〜50,000

年間に換算すると小学部でTHB 360,000〜540,000(約180万〜270万円)。駐在員の多くは会社の教育手当でカバーされるが、現地採用は全額自己負担になる。

実態と特徴

  • 日本語環境を維持できる。帰国後の進学に有利
  • 同学年の日本人ファミリーとのコミュニティができやすい
  • 英語の授業はあるが、英語力の向上には限界がある
  • スクンビットSoi 15という立地のため、周辺コンドからスクールバス利用が多い

インターナショナルスクール——英語教育・多文化環境を求めるなら

バンコクにはISB・NIST・Shrewsbury・Ruamrudeeなど多数のインターナショナルスクールがある。主要校を紹介する。

ISB(International School Bangkok)

バンコクで最も歴史のあるインター校の一つ。アメリカ系カリキュラム。ニムットマイ地区(都心から北寄り)にキャンパスがある。日本人在籍者も多い。

年間学費目安: THB 550,000〜750,000(幼〜小学部)

NIST(NIST International School)

IB(国際バカロレア)プログラムを採用。スクンビット近くでアクセスが良い。多国籍な生徒比率で、学術水準が高い。

年間学費目安: THB 600,000〜900,000(学部による)

Shrewsbury International School

イギリス系カリキュラム(IGCSE・Aレベル)。バンコク市内とシーナカリンのキャンパス。欧州大学進学を目指す家庭に選ばれる。

年間学費目安: THB 500,000〜750,000

Ruamrudee International School(RIS)

RCAエリア(都心から少し外れる)。アメリカ系カリキュラム、比較的リーズナブルなインター校として知られる。

年間学費目安: THB 400,000〜600,000

インター校の入学競争

人気校は入学待機リストがある。赴任確定後は早めに問い合わせること。空きのタイミングによっては第二希望校で始めて、翌年に希望校へ移るケースもある。

年齢・学力によってはアセスメント(入学試験に近い選考)がある学校もある。

日本語補習校——インター校在籍中も日本語力を維持

インター校に通わせながら日本語教育も継続したい場合、補習校を活用する方法がある。

バンコク補習授業校

タイに住む日本人子弟向けに、週1〜2回の日本語授業を行っている。国語・算数・社会・理科など日本の科目を日本語で補完するもの。

  • 授業: 土曜日が中心
  • 対象: 小学部〜中学部相当
  • 月謝: THB 1,500〜3,500程度(コースにより異なる)

インター校で英語力を伸ばしながら、補習校で日本語・日本の教科内容を維持する「二刀流」を選ぶ家庭は多い。

オンライン日本語個別指導

帰国を前提に受験対策が必要な場合、日本のオンライン学習塾を活用するケースもある。Z会・公文のオンラインコース、または個人家庭教師をZoomで手配するなど、選択肢は広がっている。

ローカル学校——長期滞在・タイ語習得を視野に入れるなら

タイに永住権がある・長期定住が確定しているファミリーでは、タイのローカル学校に通わせるケースもある。

タイのローカル学校の特徴:

  • 授業はタイ語メイン(英語プログラムあり)
  • 学費が安い(私立でもインター校の数分の1以下)
  • タイ語が自然に身につく
  • 日本帰国時の進学には不利になる可能性がある

実際にローカル校を選ぶ日本人ファミリーは多くないが、タイ社会に深く根ざして生活するスタイルを選ぶ場合の選択肢として知っておいてよい。

学校選びの判断軸

状況向いている選択
2〜3年の赴任で帰国が前提日本人学校(帰国後の学力差最小)
長期在住・英語力強化を最優先インター校(ISB・NIST等)
英語も日本語も維持したいインター校+補習校の組み合わせ
タイ語・現地社会に溶け込みたいローカル校(一部)
学費を抑えたい日本人学校 or 補習校のみ

赴任期間の見通しと子どもの年齢・言語の柔軟性・帰国後の進路計画を軸に選ぶのが現実的。「後から変えられる」と思っておくと決断しやすい。実際、赴任中に日本人学校→インター校、またはその逆に転校するケースもある。

教育費と生活費の関係

教育費はバンコクの生活費の中でも大きな部分を占める。インター校の場合、年間THB 500,000〜900,000(約250万〜450万円)は教育費だけで消える。

日本人学校でも月THB 30,000〜50,000(約15万〜25万円)が毎月かかる。生活費全体の設計に教育費を組み込んで考えることが重要だ。

詳しくはバンコクの生活費ガイドタイの住居・賃貸ガイドでエリア別のコスト感を確認することをすすめる。


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